機内では数時間ほとんど座りっぱなしなので、とても疲れてしまいがちです。
飛行機の中でも眠れずに、結局到着した時にはクタクタっていう経験がある方もいらっしゃるかと思います。
旅行先でも到着したその日からフルで楽しむために、
搭乗中に快適に過ごせる方法をご紹介していきます。
Contents
服装
・動きやすい服、スウェットなど
なるべくタイトジーンズなどよりも、柔らかくストレッチの効いたスウェットなどがおすすめです。旅慣れした方の中には、空港に行く時点で既にスウェットを着ている方もいます。
・軽くて暖かい上着
機内は季節問わず低めの温度に設定されていることが多いです。脱ぎ着のできるジャケットやパーカー、もしくはウルトラライトダウンジャケットなど、軽くて暖かい羽織物があると便利です。
・脱ぎ履きしやすい靴、スリッパ
なるべくブーツなど群れるようなものではなく、機内でリラックスできるような靴がおすすめです。機内でスリッパなどに履き替えるとリラックスできます。
準備しておくと便利なグッズ
・ボールペン
機内で配られるイミグレーションなどで申請する用紙などに記入する際に必要になります。
・マスク
機内では乾燥しますので、マスクがあると便利です。行きと帰りの分と余分に持っていくことをおすすめします。
・イヤホン・イヤホンジャック、音楽プレイヤー
飛行機内で音楽を楽しむなら、有線のイヤホンを持っていくことをおすすめします。機内でも配られることがありますが、より性能の良いイヤホンを使用したほうが、音楽や映画などをさらに楽しめます。
ただ、bluetoothなどのワイヤレスイヤホンは飛行機によって使用できないこともありますので、有線タイプのイヤホンがあると便利です。カナル型のイヤホンだと防音にも優れます。
機体のタイプによっては、イヤホンジャックが合わない場合がありますので、飛行機のイヤホンジャック用の変換プラグを持っていると安心です。
音楽プレイヤーやスマートフォンなどに自分の好きな曲をカスタマイズして入れておけば、飛行機内でも楽しめます。
・耳栓、ノイズキャンセリングイヤホン
外の音をシャットアウトするために耳栓やノイズキャンセリングのイヤホンを使用することもおすすめです。
飛行機内の音は約70~80 db(デシベル)と、人がストレスを受けず過ごせる40〜50dbよりも大きな音です。また、気圧の変化で起こる耳の痛みや耳鳴りを軽減してくれる高機能な耳栓などもあります。
ノイズキャンセリング機能のついたイヤホンを使用すると外の騒音を軽減してくれることが期待できます。
・アイマスク
眠る際に、なるべく周りの光などを遮断するためにアイマスクがあると便利です。ホッとアイマスクなどでリラックスしながら寝るのもいいかもしれません。
・歯ブラシセット
航空会社によってはアメニティとして用意していることもありますが、自分で用意しておくこともおすすめです。
・化粧品
長時間の場合、機内では女性の方はできたら化粧を落として保湿をしっかりしてから寝ることをおすすめします。また、着陸前にメイク直しをすれば、到着してすぐに行動できます。
・保湿化粧品、ハンドクリーム
機内は湿度がとても低いです。お肌が乾燥しやすいので、保湿化粧水やクリーム、ハンドクリームなどで定期的にお肌を保湿することをおすすめします。またなるべく水分を摂取しましょう。
液体類は機内持ち込み制限があります。化粧水、乳液、クリームなどは小分けの容器に入れて持ち込みましょう。
※【国際線での液体の機内持ち込み】
・国内線:1容器あたり500ml以内、合計が2リットルまたは2kgまで
・国際線:100mlまたは100g以内の容器に入れる。
縦横合計40cm以内のジッパー・ファスナー付きの袋に入れる。
一人当たり1袋まで持ち込み可能
・ネックピロー、首枕
席をあまり深く倒せないリクライニングシートの場合などはネックピローがあると便利です。座ったままでも首枕が頭を支えてくれるので、楽に寝ることができます。
・ブランケット
利用する飛行機や航空会社によってブランケットの貸出しがありますが、小型の飛行機やLCCの場合ブランケットを借りられない場合があります。荷物になってしまいますが、ブランケットはあると便利です。冷え性の方は特に貸出のブランケットでは寒い場合もあるので持っていくと安心です。
・空の水筒
国際線の場合、手荷物検査の際にペットボトルなどの液体物の持ち込みが禁止されています。空の水筒であれば持ち込みが可能なので、機内で水を入れてもらうこともできます。
・湯たんぽ
冷え性の方は空の湯たんぽを持っていると良いかもしれません。客室乗務員にお湯を入れてもらうようお願いすれば、機内でも暖かくぬくぬく過ごすことができます。
機内での過ごし方
・食事、ドリンク
飛行機によってスナック、食事、ドリンクなどのサービスがあります。離陸後約1時間後にサーブされます。アレルギーや食べられないものなど特別なリクエストが必要な場合、事前に連絡しましょう。
・お手洗い
お手洗いは時間によって混み合うことがあります。特に食事が終わってトレーの回収をされた後などは、並ぶことがあります。タイミングを見計らっていくとスムーズです。
・読書
機内での移動時間中は、ほとんど座っているだけなので、読みたい本を何冊か持て行くと良いでしょう。荷物がかさばってしまわないよう、スマートフォンやタブレットなどに電子書籍を入れておくと良いでしょう。
・映画・音楽鑑賞
機内での映画鑑賞を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。日本公開前の新作映画が観れたりすることもあります。映画に夢中になって睡眠をとるのを忘れて到着した後に眠くなってしまわないよう気をつけましょう。
睡眠のコツ
・現地の時間を確認する
なるべく現地の時間に合わせて睡眠を調節しましょう。現地到着時間が夜の場合は、到着後に眠るので、なるべく起きるようにします。反対に到着時間が朝の場合はしっかり睡眠をとった方がいいでしょう。可能な限り数日前から睡眠時間をずらすなどすると眠りやすくなるでしょう。
・寝心地のいい状態を作る
暖かい服装になり、靴なども脱いで(スリッパなどに履き替えて)、マスク、アイマスク、耳栓などをつけます。
・サプリメントなどをとる
睡眠導入のサポートにつながるサプリメントなどを利用するのも一つの方法です。海外ではメラトニンなど眠くなりやすくなるサプリメントやパッチなども売られています。
なるべく薬やサプリメントを使用せず自然に睡眠することが理想ですが、もともとよく寝付けない方や睡眠のバランスが崩れている方は、事前にかかりつけのお医者さんに相談すると良いでしょう。
まとめ
機内でもリラックスして快適に過ごせるよう、しっかり準備しておきましょう。