海外でもスマートに対応したいお金のお支払いです。

現金を持っていくなら、日本円から現地の通貨へ両替しなければなりませんし、あまり一度に大きな金額を持ち歩くと、荷物も増えますし、スリなどの被害など不安がつきものです。

そこで利用したい幾つかの支払い方法についてご紹介します。

クレジットカード、キャッシュカード、キャッシュレス決済、また現地のATMで必要な分を引き落とす方法など、自分の旅にあった支払い方法を選びましょう。

旅先でのお買い物やレストランでの支払い方法

・現金

お店によっては現金しか使えなかったり、チップなどを渡すために現金が必要になることがあります。幾らかの現金を現地の通貨に両替して、用意しておきましょう。

 【両替の場所】

両替は日本でも現地でも行うことが可能ですが、場所によって手数料やレートが変わってきます。ユーロやドルなどの流通が多い通貨は日本で、それ以外の通貨は現地で両替するとお得です。

  現地で両替:空港やホテル、銀行や両替所を利用しましょう。手数料やレートも場所によって変わってきますので、時間に余裕のある方は比較するといいかもしれません。現地のレートは銀行、両替所、空港、ホテルの順にレートがいいと言われています。

  日本で両替:ユーロやドルなどの両替は日本で行った方がお得です。銀行や両替所、また金券ショップや外貨宅配、FX会社の外貨両替サービスなど方法も様々です。

・キャッシュカード、国際キャッシュカード

 【現地のATMで現金を引き落とし】

国際キャッシュカードを利用すると海外のATMから現地通貨を引き出すことができます。

・SMBC信託銀行プレスティア

・Visaデビットカード

 [ゆうちょ銀行、ソニー銀行、スルガ銀行、あおぞら銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行、りそな銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行]

・クレジットカード

①クレジットカードを用いた海外キャッシングサービス

借り入れとなるため、年利が約18%と割高になります。ただ、翌月に一括で返済する場合、1~2%程度の金利となるので、デビットカードや国際キャッシュカードよりも得する場合もあるので比較してから利用しましょう。

②クレジットカード払い

 クレジットカードブランドの中で、ビザとマスターカードは、クレジットカードが利用できるほとんどのお店で使用できるので、どちらかのブランドを持っていることをオススメします。

その他にも特典やサポートなどのサービスが充実していたり、ポイントやマイルが貯めやすいものもありますので、比較して自分にあったクレジットカードを利用しましょう。

・その他のキャッシュレス決済、電子マネー、スマホ決済

クレジットカードやキャッシュカード、デビットカードのようなカード決済の他に、電子マネー、スマホ決済などの支払い方法があります。

日本では、おサイフケータイ、Suica、パスモ、ナナコなどのFeliCa、IC決済を始め、ラインペイ、楽天ペイ、Pay Pay、メルペイなどのQRコード決済も、様々な会社でサービスが広がっています。

それぞれのサービスで様々なキャンペーンやポイント還元などが打ち出され、ユーザの獲得を争っている状況です。

しかし、海外で同様に使用できるサービスはまだ画一化されているとは言い難い状況です。なぜなら、特に韓国や中国では、すでにあたり前のように使用されていますが、日本はややキャッシュレス化に対応したお店の普及やユーザが他の進んでいる国よりも遅れを取っています。

各国でも、スマホ決済などのキャッシュレスの様々なサービスが普及され始め、その国独自の決済方法を確認する必要があります。その中でも幾つかの国で共通して使用できる決済方法もありますので確認していきましょう。

また、反対にまだまだ普及されていない国やお店も多いかと思います。後2〜3年後には、さらに普及して、共通して使用できるサービスも増えてくると予想します。

・QRコード決済、バーコード決済

日本ではスマホに表示されたQRコードやバーコードを店舗側がよみこむなどをして決済を行うサービスです。引き落としは基本的にはクレジットカードを登録する形が一般的ですが、銀行から引き落としされたり、あらかじめチャージする形を取ることもできるサービスもあります。

しかしながら、現状日本で一般化しているサービスの中で海外でも共通で使えるバーコード決済は2019年の時点ではまだ少ない状況です。

滞在先の海外で普及されているサービスを使用する方が早いでしょう。WeChat PayやAlipayなどが挙げられます。

・コンタクトレス決済、IC決済、FeliCa、Edy

コンタクトレス決済は、日本でもガラパゴスケータイの時代から搭載されていたFeliCaやパスモのようなICカードを使用してきたので、一般的ですが、海外でも使用できるものとなると以下の種類があります。

・LINEペイ

・グーグルペイ

・アップルペイ

 日本のApple Payで海外対応したクレジットカード

  • マスターカード
  • JCBカード
  • アメリカン・エキスプレス・カード

まとめ

Photo by Oliur on Unsplash

2015年前後から、やっと日本でも普及し始めたスマホ決済などのキャッシュレスですが、2020年でもまだまだ現金が必要なお店が多い状況です。

キャッシュレスは便利ですしお得なことがあったりするので状況に合わせて利用したいサービスです。

旅行をするときは、現地の通貨と合わせて、クレジットカードやIC決済などのサービスを併用してスマートな旅にしましょう!

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